黒澤　哲郎

2003年製作

表板：松
横、裏板：ハカランダ
塗装：全面セラック

弦長：650ｍｍ
ナット幅：51.5ｍｍ
弦幅：43ｍｍ（6弦左端から1弦右端）
弦高：6弦12フレット4.5ｍｍ、1弦12フレット3.2ｍｍ

良質なハカランダを使用して製作された黒澤哲郎氏の初期の作品。
”黒澤澄雄の息子”という意味のSumio Kurosawa　Hijoというネーミングがラベルにされております。

全面セラックにこだわり製作を現在も行っている哲郎氏。

今回の作品も全面セラック塗装です。
全体的に様々な修理を行っている作品ですが一音一音の鋭さ,いわゆる”音の切れ味”を感じる作品であります。

国産手工品でありながら、やや異なる趣向の作品です。

実は初期の黒澤氏の作品はそれほど市場で見かけないと思われます。
ある意味希少品であります。

ぜひこのチャンスをお見逃しなくお求めください！！


＊修理箇所
・表板センター、ブリッジ下から13cm程割れ修理済
・裏板中央6弦側寄り、下から10cm程割れ修理済
・裏板中央1弦側寄り、下から12cm程割れ修理済

*ケースは別売です。

2022年製作

表板：松
横、裏板：シープレス
仕様：14フレットジョイント

弦長：650ｍｍ
ナット幅：52ｍｍ
弦幅：42.5ｍｍ（6弦左端から1弦右端）
弦高：6弦12フレット3ｍｍ、1弦12フレット2.5ｍｍ

現在日本を代表するフラメンコギタリストと共に、様々な挑戦を続ける期待の製作家黒澤哲郎氏。
彼の最新作しかも”プロトタイプ”が入荷。

この作品は黒澤氏に沖仁氏が製作を依頼した作品です。

1ヶ月程前に都内某所にて偶然お会いした黒澤氏よりこの作品のお話を伺い、音色を聴いて”ズバリこれだ！”と直感した作品です。
14フレットということで、最初は少し違和感を覚えましたが、実際に音を出してみますと”音の伸びもありバランスも良く優れた作品である”ということに納得いたしました。

沖さんがフラメンコを演奏される際、どうしてもハイフレットの必要性を感じる、とのことで今回の作品が生まれたようです。

見た目がふつうは少し変に感じるところですが、この作品は見た目的に違和感を感じません。

黒澤氏は今までも沖仁氏とコラボして製作をしておりますが、今回の作品のような”プロト・タイプ”というのは
非常なる特別感を持ち合わせております。

さらにこの作品と全く同じ仕様の作品を、これから沖仁さんがライブやコンサートでお使いになります。
（ピックアップを付属してお使いになる予定とのことです。）

となれば、哲郎氏の意気込みも違ってきます。

過去に当店で販売した哲郎製作のプロトタイプは”何かが違っていました”

”材の選定や製作者の強いモチベーション”が特別な作品を生み出しているのではないでしょうか。

沖さんのファンの方でしたら垂涎の作品であると思います。

後にも先にも沖さんの為に製作されたプロトタイプの作品はこの1本限りとなります！

開放弦をお聴きいただけるだけでご納得感十分の作品であると、私は自信を持っておススメいたします。
もちろん材料は厳選に厳選を重ねた最高級の材を使用して製作されております。

ぜひこの機会をお見逃しなくお求めください！

＊ケースは別売ですが、通常のクラシックギター用ハードケースには入りません。
（14フレットジョイントで全長が通常のクラシックギターと比べて長いため）
グランドオプリ（アコギ用）等別売をお薦めいたします。
配送用の中古グランドオプリケースは付属しております。

2017年製作

表板：松
横、裏板：シープレス
弦長：650ｍｍ
ナット幅：52ｍｍ
弦幅：42.5mm（6弦左端から1弦右端）
弦高：6弦12フレット3.3ｍｍ、1弦12フレット2.5ｍｍ

今や世界的なフラメンコギタリストとして活躍中の沖仁さんとのコラボで製作された、黒澤哲郎氏の自信作”Modelo Jin Oki”モデルを販売中。

国産手工品でフラメンコギターらしい作品を見つける事が難しい中、彗星のごとく現れた作品！でありました。

店頭在庫として展示されていた作品ですが、表板リフィニッシュを行っております。

現在の沖仁モデルと異なり、通常のファンブレイシングで製作された作品。
正に原点を見るような作品です。

演奏上も問題ありません。

ぜひ元祖沖仁モデル！をこの機会にお求めくださいませ！

※ケースは別売です。