TEODORO PEREZ

表板:松
横、裏板：マダガスカルローズ

弦長：640ｍｍ（実測642ｍｍ）
ナット幅：52ｍｍ
弦幅：45ｍｍ（6弦左端から1弦右端）
弦高：6弦12フレット3.8ｍｍ、1弦12フレット2.7ｍｍ
糸巻：アレッシー（イタリア製）
塗装：全面セラック

世界的の著名なクラシックギターブランド、ホセ・ラミレスの高弟として知られているテオドロ・ペレス氏の最高峰モデルが入荷！

2005年以降はテオドロ氏の単独で製作されていますが、それ以前マリアーノ・テッサーノス氏との共作で販売をしていた頃は、この最高峰モデルの音色を聴いただけで虜になってしまう人を私は何人も見て参りました。

実際スケール的には630㎜のスケールの方が向いている方でも、このマエストロの音色に魅了をされてあえて650㎜のマエストロを購入される、というケースもありました。

つまり、この作品にはとてつもない魔法的な魅力があるのではないか？という事です。

実際に今回の作品も演奏してみました。

トーレスモデル同様ネックの形状も非常に握りやすく、一音一音に力強さを感じ、美しいハーモニーを表現できます。以前の横、裏板ハカランダと比べるとやや響きが疳高い感じがしますが、恐らく弾きこむことで1年～３年で落ち着いてくると思われます。

国産の手工品ではなかなか表現しにくいスペイン音楽の表現を何のためらいもなく極々自然にできるのは、やはり長年の豊富な経験を持ち合わせるテオドロ氏の魅力では無いでしょうか。

塗装が全面セラックの為、扱いには十二分に注意をされる必要がありますがこの塗装故のこの美しいい音色です。この点を良くご理解いただければご納得の作品であるととらえていただけると思います。

1本限りの入荷です。ショートスケールでお気に入りの作品をお探しの方は、ぜひこのチャンスをお見逃しなくお求めください！！

表板:松
横、裏板：マダガスカルローズ

弦長：650ｍｍ（実測652ｍｍ）
ナット幅：51ｍｍ
弦幅：44ｍｍ（6弦左端から1弦右端）
弦高：6弦12フレット4.0ｍｍ、1弦12フレット3.0ｍｍ
糸巻：アレッシー（イタリア製）
塗装：全面セラック

現代のクラシックギターの元祖と呼ばれるアントニオ・デ・トーレスのレプリカとして、長年に渡り世界中のクラシックギターファンの人気を浚っている作品。

単に外観の美しさだけではなく、楽器そのものの音色や表現力が奏者を魅了してやまないのです。

今回の作品も実際に演奏をしてみました。

一音一音の音色の芯の強さをことさらながら感じます。
一音一音が強いという事は、織りなすハーモニーの美しさが自然と繋がります。

それはジャンルを越えてあらゆる音楽の表現を自由にのびのびとしてくれます。

伝統的なクラシックギターであるからこそしっかりとしたタッチで音色を引き出してくれさえすれば、響きの良いコンサートホールで必ず結果を出してくれると思います。

ネックの形状も比較的薄く握りやすいのが特徴です。

弾きこむことで、さらにパワーアップする可能性を秘めた、将来性豊かな作品です。

ぜひこのチャンスをお見逃しなくお求めください！！

2021年製作

表板：杉
横、裏板：マダガスカルローズ
弦長：630ｍｍ（実測631ｍｍ）
ナット幅：51ｍｍ
弦幅：44ｍｍ（6弦左端から1弦右端）
弦高：6弦12フレット4.2ｍｍ、1弦12フレット3.1ｍｍ

海外作品で珍しいショートスケールを販売中。
小ぶりなボディが特徴のAntigua(630)。

実際に演奏をしてみますと、左手の操作性はやはりスムース。
表板が杉材の為、新作の状態でもある程度の音量を確保できるのも嬉しい所です。

国産手工品にはない、スペイン音楽をより自然に表現出来る要素をお持ち合わせている気がいたします。

比較的軽いタッチでも音が出やすいのもポイントです。

ぜひこのチャンスをお見逃しなくお求めください！！

ハードケース付属

益田正洋氏による演奏動画　演奏曲“M.ジュリアーニ「大序曲」OP.61より”